優良な銘柄ってどんな特徴なんだろう?
そんな人の投資の判断基準となる疑問に答えるぞ!
株式投資を始める際に具体的にどんな銘柄を買えばいいのか迷いますよね!!
今回は投資初心者の方に向けて長期保有向けの銘柄選びのポイント、コツのご紹介です。
これを間違えると失敗しやすいので、長期保有をするのであれば必ず確認しておきたい項目であります。
結論から言うと初心者の方には、指数に連動したインデックスの投資信託やETFがおすすめです。
インデックス投資は堅実なリターンを長期に渡って出している実績がありますし、手間がほとんどかからないのがメリットです。
色んな株などを少しずつ集めて1つの商品にしているもので分散効果があり、プロが運用してくれるので極論投資の事が全く分からなくても、メジャーで正しい銘柄を選べばほ、とんどほったらかしで資産が増える可能性が高いです。
選ぶポイント
●出来高・純資産額の多い銘柄を選ぶ
●出来高・純資産額の多い銘柄を選ぶ
出来高とは売買の合計数量のことです。
出来高が多いということは盛んに売買が行われているということです。
出来高が少ないと、自分が売りたい時に売れないということが起こり得ます。
暴落が起こった時、損失を膨らませない為に早く損切りしたい、一旦売りたい!! と思っても、出来高が少ないと買い手がつかず売れない、思ったより低い値段で売らざるを得ない、といったことになりかねません。
逆に新たに投資する為に買いたいと思った時も、買いたい価格での売り注文がない為自分が思っていたよりも高値で買わざるを得ないということもあります。
利益確定の為に売りたい時も思ったより安くしか売れなかったということにもなります。
こういった理由から出来高が少ないと非常に不利な取引をしなければならないので、十分な流動性のある銘柄が望ましいです。
純資産額も出来高に関連して増減すると思いますが、純資産額が多いほど人気だということ、流動性がある。
そして投資信託、ETFであれば、純資産額が大きい方が十分に分散投資できていて、リスク分散になっているとも言えます。
これらの点から出来高、純資産額の大きいものは信頼しやすいといえます。
純資産総額が100億円を超えているというのが1つの目安かなと思います。
●運用コストの低いものを選ぶ
運用コストとは、信託報酬、運用管理費用とも言われ、保有している限り発生し続ける手数料です。
投資信託やETFはプロに運用を任せているので、銘柄の組み換えなどしてもらっているので費用がかかります。それが信託報酬です。
商品によって差があり、例えば信託報酬が年率0.2%であれば、100万円の元金に対して1年間で2000円が資産に対して差し引かれます。
年率ではありますが、日割り計算されて毎日反映されます。
ETFはもともと信託報酬が少ないですが、それでも手数料は元手を少なくするランニングコストなので、なるべく少ないものが良いです。
長期で運用すればするほど最終的なリターンに差がでます。
目安は0.1程度以下のものが望ましいです。
どんなに高くても0.3程度までがいいかなとは思います。
RIET(リート)など不動産系のものは分配金が多いかわりに、もう少し運用コストが高いものもありますが、配当(分配金)狙いの方は分配金や過去のパフォーマンスとのバランスをよく考えて判断してください。
ただ分配金というのは多く出すと、その分基準価額(ファンドの価値の指標)が下がります。
そうするとキャピタルゲイン(値上がり益)は大きく取りづらくなるので、長期運用であれば分配金が出ても再投資するという考えがいいでしょう。
複利の効果を得る為ですね。
分配金はもらえても再投資することが前提です。
そうする事で複利の効果を最大限に発揮できます。
長期投資において複利の考え方は必ず必要です。
投資初心者の方はこちらのブログで複利について詳しく解説していますので、是非合わせてご覧になってください(^^)/
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●何をベンチマークとしているか
インデックスの投資信託、ETFといってもたくさんあります。
やはり手堅いのは米国株です。これまで世界を牽引して最も成長を続けています。安定して高いパフォーマンスを生み出している、ダウやS&P500をベンチマークとしたものがいいと思います。
それをベースに日経平均や新興国株、債券、RIETなどの不動産関連などを組み合わせていくとバランスいいんじゃないかなと思います。
ただ正直アメリカ株と日本株や新興国株などの今までのパフォーマンスを比べると、ダントツで米国株の方が優秀なので大半は米国株でいいんじゃないかなと思いますが…(; ・`д・´)
米国株のおすすめのETF銘柄VOOのチャートです。
バンガード社のS&P500をベンチマークとしたETFです。
直近ではコロナショックで下落していますが過去の世紀の大暴落、リーマンショックをも乗り越えて高い上昇、パフォーマンスとなっています。
100年に1度と言われた世界大恐慌と言われ、あれだけ経済混乱を巻き起こした10年前のリーマンショックの暴落が霞んでしまうかのように成長しています。
長期(数十年単位)で見ると大きく下がった時はまず間違いなく買い時と言えるでしょう。
先ほどの運用コストの話にも関連しますが運用コストが高いということは、それだけ実際のベンチマークとなるものとの乖離が広がるという事になります。
実際の基準額から運用コストが引かれているわけですから、運用コストが高ければそれだけパフォーマンスが落ちるということです。
そこから実際に銘柄を選んでいくぞ!
これで私もお金持ちね!
投資を始めるにはまずは証券口座の開設だ!
次の記事を見てくれ。
証券会社は手数料が最低水準でツールも使いやすく、取扱い銘柄数も多いSBI証券か楽天証券がおすすめです。
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まとめ
- 出来高・純資産額の大きいものを選ぶ(目安の純資産額は100憶円以上)
- 運用コストは抑えられているか(年率0.1~0.3%程度までが望ましい)
- 何をベンチマークとしているか(安定して成長しているか、高いパフォーマンスを維持しているか)
これらは"キホンのキ"なので、さらには長期に渡って保有するうえでいろんな事を考慮しなければなりませんが、投資をしたことが無い方や初心者の方はご参考にされてみてください。
将来性のあるもの、なるべくリスクの低いものを選びましょう。
投資初心者の方におすすめの銘柄もご紹介していますのでよければご覧ください(^^)/
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