かなりリターンの良いハイテク系米国ETFとして人気の
両方とも高成長でハイテク系の銘柄を含んでいる点では共通ですが少し性質は違います。
迷うわね~
●QQQはNASDAQ100指数(ナスダック)をベンチマークとしています。
※ナスダック上場企業の時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される指数
●VGTは「情報技術」に特化した銘柄を多く組み入れているETFです。テクノロジーセクターに偏りがあるのでそれなりに攻めた銘柄といえます。
ただここまでの米国株の高成長を間違いなく牽引しているセクターであるといえます。
純粋に同じジャンルとして比較はできないですが、組入れ銘柄が似ていることから比較の対象とされることが多いです。
直近までのチャートです。
赤い線がQQQ 青い線がVGTです
ここ10年の上がり方がすごいですね。IT分野の発展からハイテク株の成長は今後も止まらないと思います。
こう見るとほとんどの期間においてQQQの方が優れているので、QQQの方がいいかなと個人的には思います。
直近のリターンを見てもQQQの方が優れています。
QQQは時価総額上位100銘柄に連動するので、成長性のある分野の優等生ばかりを取り入れるということが高リターンになっているのではないかなと思います。
とはいえVGTもかなりハイパフォーマンスです(^^)
話を戻してQQQとVGTの構成銘柄を見ていこう。
上位10の構成銘柄
※2020年4月15日データ
QQQの構成銘柄 | 割合 | VGTの構成銘柄 | 割合 |
マイクロソフト(MSFT) | 11.80 | アップル(AAPL) | 17.83 |
アップル(AAPL) | 11.36 | マイクロソフト(MSFT) | 17.22 |
アマゾン(AMZN) | 10.08 | ビザ(V) | 4.24 |
アルファベットA(GOOG) | 3.88 | マスターカード(MA) | 3.82 |
アルファベット(GOOGL) | 3.87 | インテル(INTC) | 3.55 |
フェイスブック(FB) | 3.82 | シスコシステムズ(CSCO) | 2.49 |
インテル(INTC) | 3.00 | アドビ(ADBE) | 2.45 |
ペプシコ(PEP) | 2.19 | エヌビディア(NVDA) | 2.29 |
シスコシステムズ(CSCO) | 2.06 | セールスフォース・ドットコム(CRM) | 2.08 |
ネットフリックス(NFLX) | 2.06 | ペイパル・ホールディングス(PYPL) | 1.77 |
どちらも上位2の構成前柄はアップルとマイクロソフトでした。
そのなかでもVGTはその2つが占める割合が圧倒的に大きいです。
2つで35パーセントを占めています
良くも悪くも捉えられますが、あと大きな違いは、
●QQQはアマゾン、グーグル(アルファベット)にも投資している。
●VGTは決済サービス大手のVISA、マスターカードに投資している。
という点ですかね。
その他にもセールスフォースやペイパル、ネットフリックスなど超成長株の割合が実に悩ませてくれます。
もはや全部に投資したい…
お金足りない……
というかこの上位10銘柄ずつでオリジナルファンド作ればとんでもないパフォーマンスになるのでは…(;゚Д゚)?
話を戻しまして、やはり個人的にはある程度バランス良く分散投資出来ていて、高いパフォーマンスを上げているQQQの方が魅力的に感じられます。
あとキャッシュレスの流れが日本でも急速に進んでいて、クレジットカードもどんどん普及していくと思います。VGTはクレジットカード会社のVISA、マスターカードにも投資しているのは魅力的ですが…
電子決済サービスも多くなってきていて従来のクレカは今後どうなるかなとも思います。
まあそこは好みですね。
でもどちらも優良企業が構成銘柄の大半を占めていることには変わりありませんし、どれも聞いたことのある企業だと思います。
どちらにも言えますが、なんといっても
1つのETFに投資するだけでこれだけの優良企業に投資できる
(実際にはもっと多くの構成銘柄がある)
という点はやはりETFの魅力だと思います。
QQQとVGTの経費率
QQQは年率0.2% VGTは年率0.1%
分配金利回り
QQQは年率0.72% VGTは年率1.07%
その為にもまずは仕事!普段の生活の無駄をなくすところからだな!
QQQとVGT米国株式の扱いになるので購入する時はドルに両替する必要があります。
円貨決済もできますが、結局は自動でドル転しているのでどちらにせよ為替手数料がかかります。
米国株を買うのにおすすめなのは手数料が1ドルにつき4銭と最安のSBI証券がおすすめです!
※提携している住信SBIネット証券で両替
まとめ
●QQQの特徴
比較的バランスよく投資している。
アマゾン・グーグルなどGAFAM全てに投資。
●VGTの特徴
アップルとマイクロソフトの割合がかなり大きい。
VISAやマスターカードなど決済サービスにも投資。
情報技術に特化。
これまでのリターンはどちらも高いですがETFといえどVGT1本に絞るのは割と攻めている感じはしますね。もしかしたらかなり高いリターンを生み出してくれるかもしれませんが、もう少し他の銘柄と組み合わせてリスク分散しつつ、パフォーマンスを高める投資をしたいですね。
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