高配当・累進配当で人気で配当(インカムゲイン)狙いには良い銘柄だろう。
毎月1度株の買付をしているのですが、今回三菱商事に新規投資しました。
三菱商事についてご紹介していきます。
目次
三菱商事は世界90ヵ国に展開する総合商社
総合商社というのはラーメンから航空機までという言葉があるように、幅広い物資の輸出入をしています。
エネルギーや金属、化学品、食品など多種多様な製品の安定供給、流通、販売、資源開発。
約1500もの連結事業会社でこれらに関する事業を展開。
※三菱商事HPより引用
幅広い事業内容ですが、特に資源に強みがありますね。
これまで総合商社王者として君臨していましたが、コロナの影響で大幅減益。
株価、利益ともに非資源分野、生活関連に強みのある伊藤忠商事に追い越されました。
詳しい事業内容は三菱商事のホームページの事業紹介をご覧になってみてください。
非常に多岐にわたっての巨大な事業であることが分かります。
とてもおもしろいです。
投資するにはまずその会社の事をしっかり調査するべきですね。
2019年は約16兆円の売上高、5354憶円の利益でしたが2021年3月期の連結純利益は63%減の2000憶円になると発表しています。
2016年に1度だけ赤字になっていますが、2020年は最終黒字を確保する見通しです。
そのあたりを見ていこう。
波はあるが業績拡大傾向で安定的な財務状況
これまでの業績をみていきましょう。(※2020年12月時点)
※マネックス証券銘柄スカウターより引用
先述しましたが2016年に初の赤字ですが、それ以外はありません。
経常利益(事業全体で得た利益)は増加傾向です。
EPSは波がありますね。資源価格に左右されるので仕方ないのかもしれません。一応増加傾向と見れると思います。
(EPSとは1株あたり生み出している純利益。成長性を見る指標の1つ。)
※マネックス証券銘柄スカウターより引用
営業キャッシュフロー(会社の本業で得たお金)は拡大傾向で順調に売上高は伸びていました。
フリーキャッシュフロー(事業の為に必要な投資等の支出を差し引いて最終的に残るお金)はここ数年は安定ですが、マイナスになる年もありますね。
ただ投資を多く行った事によるマイナスの年はそれほど悲観はしなくていいと思いますが。未来の為の必要経費であると見れるので。
配当は増配傾向で配当性向も余裕のある実績
支払い配当金 | 1株あたり | 配当性向 |
2010年 | 38円 | 19.66% |
2011年 | 65円 | 16.63% |
2012年 | 65円 | 25.82% |
2013年 | 55円 | 29.53% |
2014年 | 68円 | 27.36% |
2015年 | 70円 | 31.81% |
2016年 | 50円 | 赤字 |
2017年 | 80円 | 19.8% |
2018年 | 110円 | 27.46% |
2019年 | 125円 | 33.56% |
2020年 | 132円 | 36.93% |
三菱商事は"累進配当政策"を掲げています。
(※累進配当とは減配せずに利益成長に合わせて増配し続ける政策。)
これは非常に心強いです。
例えば株式の取得単価で配当利回り5%だとしても増配し続ければ将来的に利回りが10%、20%となることもあります。
2010年と2020年を比較すると4倍以上になっていますね。
ただし三菱商事の累進配当政策は2021年までの中期経営計画であるので、その後は分かりません。
日本企業の傾向からすると、業績が悪くなればあっさり減配する可能性も覚悟しておいた方が良さそうです。
米国株だと意地でも減配しない傾向が多いので、先輩投資家様たちは米国株を好んでいる方も多いように散見されます。
ただ豊富な収益源や、配当性向は30%台とまだまだ余裕があると思うので私的には長期投資したいと思える銘柄です。
週足サポートラインが支えて反発
リーマンショック以降乱高下ですが一応右肩上がりです。
週足サポートラインで反発してくれているのも良いですね。
あくまでテクニカルは一要素にすぎません。
このまま増配しながらジワジワ上がってくれると文句ナシですね。。。
ただ景気敏感株であることから市場が不安定な時には激しく下落することもあるので、その点は覚悟して長期投資がおすすめだ!
三菱商事は資源に強みがあるので、例えばだが同じ総合商社で非資源に強みのある伊藤忠商事なんかも合わせてポートフォリオに加えるとより安心だな。
まとめ
〇連続増配株で配当利回り5%越え
〇世界に展開するグローバル企業
〇資源に強みありだが、資源価格に業績は左右される景気敏感株
〇ウォーレンバフェットも投資するバフェット銘柄
〇割と安定的な財務状況
〇キャッシュフロー的にも余裕あり
〇今は割安水準
日本の大企業で総合商社大手、【三菱商事】のご紹介でした。
高配当でありながら配当性向に余裕があるところが好感です。
売上も増えているので長期的に投資したいと思える銘柄です。
インドネシアでのスマートシティにも事業投資しておりおもしろいですね。
景気敏感株らしくボラティリティもすごいですが一喜一憂せず、財務状況も悪くないので買ってほったらかしておきます。
安く買えそうだったらさらに増やしですね。
三菱商事に投資するにはSBIネオモバイル証券が最適
三菱商事への投資は1株から買えるSBIネオモバイル証券がおすすめです。
通常国内株式は100株単位での売買が基本なので現在価格(1株約2500円)だと三菱商事の買付は約最低25万必要です。(;゚Д゚)
そんなに一気に1つの銘柄に投資できない!
という方にはSBIネオモバイル証券だと単元未満株、1株から買付ができるのでおすすめです(^^)/
※1株から買えます
100株分の資金が無くても少額からでも個別株を買う事ができるので、資金をいきなりたくさんは投資に回せない方、コツコツ小資金で始めたい方はかなりおすすめです。
たとえば5万円の投資資金を三菱商事、伊藤忠商事に半分の約2万5000円ずつなんて事もできます。
通常の100株単位だと両方取得するには今の価格(2020年12月時点)で約55万円かかりますからね(; ・`д・´) そんなにお金ないよ…
月に税込み220円の利用料がかかりますが、Tポイントを200円分もらえるので実質月額20円で利用できます(^^)/
もちろんポイントを使って投資出来るので、ポイントを現金化したければできます。
さらにいうとクレジットカード引き落としで1%還元があるとすると、実質ひと月18円ですね。(笑)
いずれにせよ大型株でも少額から買えるのは投資タイミングを逃しにくいですしメリットですね!
資金がたくさんある方は楽天証券やSBI証券がおすすめです(^^)/
こちらでもご紹介していますのよければご参考にされてみてください。
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今回も皆様のご参考になれば幸いです。
※1株から買えます